【REPORT】一般歯科医院の矯正導入と新規開業戦略
SNS集患・ブランディング・自費診療から考える歯科医院経営

WHITE CROSSライブセミナー
2025年3月26日開催
2025年3月26日に開催されたWHITE CROSSライブセミナーでは、2023年7月にドルミーレデンタルオフィス表参道を開業された鹿乃さやか先生に、新規開業から早期稼働を実現するための取り組みについてお話しいただきました。

鹿乃 さやか 先生
ドルミーレデンタルオフィス表参道 院長
日本歯科麻酔学会 認定医
日本口腔顔面痛学会 認定医
歯科医院を新規開業する際は、集患や採用、資金計画、医院ブランディングなど、多くの課題に向き合う必要があります。
開業直後からどのように患者さんに来院してもらうのか。限られた資金のなかで何に優先して投資するのか。医院のコンセプトをどのように患者さんやスタッフへ伝えていくのか。
さらに近年では、SNSを活用した集患やGoogleマップの口コミ対策、自費診療の提案方法、一般歯科医院における矯正治療の導入など、開業初期から医院経営を安定させるための取り組みも重要になっています。
立地や設備を整えるだけではなく、医院の強みをどのように打ち出し、患者さんへどのような診療の選択肢を届けていくのか。その設計が、開業後の成長を左右するといっても過言ではありません。
鹿乃先生は、歯科恐怖症の患者さんでも通いやすいアットホームな歯科医院をコンセプトに、静脈内鎮静法を活用した安心できる治療、再治療の少ない長期予後を目指す精密な治療に取り組まれています。
開業前に整えておきたい、理念共有と業務フロー
セミナーの中で鹿乃先生は開業準備を振り返り、開業前にもっと整えておけばよかったこととして、スタッフとの理念共有や業務フロー、接遇研修を挙げています。
開業後は、日々の診療に加えて、受付対応、電話対応、カウンセリング、診療補助、院内掲示物の作成、マニュアル整備など、多くの業務が同時に動き始めます。そのため、開業前の段階で医院の考え方や業務の流れをある程度整理しておくことが、開業後の運営にも関わってくるといいます。
例えば、
- 医院理念をまとめた資料を作成すること
- 患者さんへの声かけや電話対応のスクリプト(マニュアル)を用意すること
- 誰が、いつ、どの業務を行うのかを明文化すること
- 治療に関わるチェックリストやマニュアルを整えておくこと
- スタッフ同士で改善点を話し合える環境をつくること
開業前に医院の考え方や業務の流れを共有しておくことで、スタッフが患者対応や日々の業務に迷いにくくなります。
鹿乃先生の医院では、週に1回スタッフ全員でミーティングを行い、実際に運用してみて気づいたことを話し合いながら、業務フローやチェックリストを改善しているそうです。開業前に仕組みを整えること、そして開業後も現場に合わせて見直し続けることが、医院づくりの大切なポイントとして紹介されました。
自費診療の導入は、丁寧なカウンセリングから始まる
ドルミーレデンタルオフィス表参道では、歯科治療に不安を抱える患者さんにも安心して通ってもらえるよう、カウンセリングや診療時間をしっかり確保した治療を大切にしているそうです。
鹿乃先生は自費診療のメリットとして、一人ひとりの患者さんに時間をかけて向き合いやすいこと、より精密な治療を提供しやすいこと、再治療の少ない長期予後を目指しやすいことを挙げています。
ただし、大切なのは高額な治療を提案することではありません。患者さんの悩みを丁寧に聞き、治療の選択肢や費用、期間、不安に感じやすい点まで分かりやすく伝える。そうしたカウンセリングの時間をしっかり確保することが、結果として患者さんにとっても医院にとってもプラスになると話します。
鹿乃先生のお話からは、診療の質や説明の丁寧さ、スタッフの対応、医院の雰囲気が、患者さんの満足度に大きく関わっていることが分かります。こうした取り組みが、自費診療の選択や自然な口コミ・紹介にもつながっていくのではないでしょうか。

一般歯科医院で矯正治療を導入するメリット
セミナー後半では、一般歯科医院における矯正治療の導入についてもお話しいただきました。
矯正治療は治療期間が長いため、定期的な来院や経過確認を通じて、患者さんと継続的に関わりやすい治療です。鹿乃先生は矯正治療を取り入れたことで、他院との差別化につながっただけでなく、患者さんと長期的な関係を築く機会も増えたと話します。
また、矯正治療をきっかけに、ホワイトニングや補綴など、ほかの自費診療に関心が広がるケースもあり、医院全体の提案力にもつながると紹介されました。
新規開業の段階から、どのような自費診療を医院の強みにしていくのか。矯正治療をどう院内のカウンセリングや診療導線に組み込むのか。このような鹿乃先生の取り組みからは、開業後の成長を見据えて診療体制を設計していくことの重要性が分かります。

矯正未経験の一般歯科医院でも始められる体制づくり
鹿乃先生は矯正治療を導入する前、どの症例がマウスピース矯正で対応できるのか、ワイヤー矯正が必要なのかといった判断にも不安があったと話します。
矯正治療は、症例の見極めや診断、治療計画の立案だけでなく、患者さんへの説明やスタッフとの連携も欠かせません。一般歯科診療を行いながら矯正治療を取り入れるためには、ドクターだけが抱え込むのではなく、院内全体で流れを整える必要があります。
そこで鹿乃先生は、SMILE ACCESS矯正プロパートナーズを活用して症例ごとの適応や治療方針を確認し、あわせて患者さんへの説明方法やスタッフの案内の仕方も整えながら、院内で矯正相談につなげやすい体制をつくっていったといいます。
その結果、日々の診療のなかで矯正相談を案内しやすくなり、現在では月に3〜5件ほど矯正治療が決まるようになったと紹介されました。さらに、スタッフ自身が同サービスを通じて矯正治療を経験していることも、患者さんへの説明に具体性を持たせる要素になっているとのことです。
ウェビナー動画
※本ウェビナーのフル動画を、SMILE ACCESS矯正プロパートナーズの導入医院様向けに公開しています。実際の開業準備、SNS運用、スタッフ教育、矯正導入後の院内体制づくりについて、よりくわしくご覧いただける内容です。
新規開業時の医院づくりに、矯正治療をどう組み込むか
新規開業時に矯正治療を取り入れるうえでは、診療メニューに加えるだけでなく、患者さんにどのように案内し、どのタイミングで相談につなげるかまで考えておくことが大切です。
鹿乃先生の医院では、開業当初から「歯医者が苦手な方でも通いやすい医院」というコンセプトを掲げ、SNSでの情報発信、丁寧なカウンセリング、自費診療の提案、スタッフとの連携を一つずつ整えていきました。矯正治療についても、患者さんから相談があったときに対応するだけでなく、日々の診療やカウンセリングのなかで必要に応じて案内できるよう、院内の体制を整えているそうです。
こうした一般歯科医院での矯正導入を支える仕組みとして、「SMILE ACCESS矯正プロパートナーズ」では、診断や治療計画だけでなく、院内での説明、スタッフ教育、初診相談の導線づくりまで含めたサポートを行っています。

新規開業の段階から、自院の強みとなる診療メニューを育てたい。
医院の診療の選択肢を広げたい。
矯正治療を院内に取り入れたいが、診断や説明、スタッフ教育に不安がある。
かかりつけの医院として矯正相談を受けられる体制をつくりたい。
このようなお悩みをお持ちの先生は、SMILE ACCESS矯正プロパートナーズまで、ぜひお気軽にお問い合わせください。
SMILE ACCESS 矯正プロパートナーズについて
ご不明な点やご質問などお気軽にお問い合わせください。






