【REPORT】一般歯科でも安全な矯正診療を。
オンラインを活用した診療体制とは?

WHITE CROSSライブセミナー
2026年5月28日開催
2026年5月28日に開催されたWHITE CROSSライブセミナーでは、埼玉県坂戸市で開業する浅見健介先生に、「オンライン活用で実現する 正しく安全な矯正治療」をテーマにお話しいただきました。

浅見 健介 先生
坂戸あさみ歯科・矯正歯科
日本歯周病学会専門医
日本顎咬合学会認定医
「矯正治療を自院に取り入れたい。
でも、一から専門的に学ぶ時間を確保するのは難しい」
矯正治療を安全に行うためには、適応症の判断、診査・診断、治療計画の立案、治療中の経過管理など、専門的な知識と経験が欠かせません。一方で、矯正歯科医を非常勤で採用しようとしても、人材の確保やコスト、診療日の調整など、医院によっては簡単ではないのが実情です。
浅見先生は、歯周病治療やインプラント治療を中心に研鑽を積んできた一方、勤務医時代の約10年間、矯正治療を専門的に扱う機会は限られていたといいます。
そんな浅見先生が2024年にSMILE ACCESS矯正プロパートナーズを導入し、オンラインで専門家と連携しながら矯正治療をスタート。
講演では、なぜ矯正治療を新たな診療の柱として選んだのか、実際にどのような流れで診療しているのか、オンラインで安全性をどのように配慮しているのかまで、導入後約2年間の実体験をもとに詳しくお話しいただきました。
ウェビナーでは、実際の自費率の変化やSMILE ACCESSのサポートを活用した症例についてもくわしくご紹介しています。
矯正治療を「新たな診療の柱」に
浅見先生が医院を承継した当初、保険診療が中心で自費診療の割合は決して高くなかったといいます。
医院づくりを進めるなかで考えたのが、予防を軸とした診療を続けながら、医院の新たな柱となる治療を増やすことでした。
そこで注目したのが矯正治療です。
浅見先生が導入にあたって重視したのは、単純に自費診療を増やすことではありません。
「医院に利益を残せること」
「安心・安全に導入できること」
そして、それによって「医院の価値を高められること」。
こうした条件を検討した結果、専門家とオンラインで連携しながら進める矯正治療を選択しました。
実際に2024年1月から成人矯正を開始し、1年目は9名、2025年には13名が治療をスタート。これまでほとんど扱っていなかった矯正治療が、医院の新たな診療の柱として育ち始めています。
ウェビナーでは、患者数だけでなく、実際の売上や利益についても具体的な数字を交えて紹介しています。

「利益」以上に大きかったメリット
矯正治療を導入して浅見先生が感じたメリットは、売上だけではありません。
特に大きかったと話すのが、専門家と連携することで、限られた時間をより有効に使えるようになったことです。
矯正治療を新たに院内へ取り入れる際には、知識や技術の習得に加えて、診療フローやスタッフ体制を整える必要があります。日々の診療や医院運営もあるため、すべてを一人で担うには多くの時間が必要です。
浅見先生も矯正の年間コースへの参加を検討していましたが、SMILE ACCESSを導入することで、矯正歯科医の専門的な知見を取り入れながら、自院で矯正治療を提供できる体制を整えました。
その結果、矯正治療にも取り組みながら、自身がこれまで研鑽を重ねてきた歯周病治療やインプラント治療、医院づくり、スタッフ教育などにも継続して時間を使うことができたと話します。
すべてを一人で抱えるのではなく、それぞれの専門性を活かして連携することで、患者さんに提供できる診療の幅を広げながら、自身が大切にしている診療にも注力できる。
浅見先生にとって、こうした時間の使い方もSMILE ACCESSを導入した大きなメリットの一つでした。
安全な矯正治療のために欠かせない「適応症の見極め」
今回のウェビナーで浅見先生が特に強調していたのが、矯正治療における診査・診断の重要性です。
矯正治療では、すべての症例を自院で完結させることが適切とは限りません。症例によっては、より専門的な診療体制のもとで治療を行う方が適している場合もあります。
そこで浅見先生の医院では、治療を開始する前に「SMILE ACCESS矯正プロパートナーズ」のサポートを活用し、適応症のフィルタリングを行っています。
口腔内写真やレントゲンなどの資料を矯正歯科医に共有し、
「自院で対応できる可能性がある症例なのか」
「どのような治療方法が考えられるのか」
「より専門的な対応が必要な症例なのか」
上記を確認したうえで、必要に応じて精密検査へ進みます。
実際のウェビナーでは、浅見先生が矯正歯科医へ送っている資料や、それに対してどのような回答が返ってくるのかも、実際のやり取りをもとに紹介しています。
「できる症例」と「任せるべき症例」を最初に見極める。
これは、これから矯正治療を院内に取り入れる一般歯科医院が、安全性に配慮しながら診療体制を整えるうえで、重要な仕組みの一つといえます。

一般歯科医院だからこそ、「矯正だけ」を見ない治療を
歯周病を専門とする浅見先生は、ウェビナー後半で、矯正治療を行ううえで口腔内全体を見ることの重要性についても紹介しています。
実際の診療では、矯正治療を終えた後も歯周病の問題が残り、その治療を目的に来院する患者さんを診ることもあるといいます。歯並びが整っていても、歯周組織や咬合に問題があれば、その後の治療や管理が必要になるケースも少なくありません。
だからこそ、矯正治療を単独で考えるのではなく、虫歯や歯周病の状態、補綴治療、治療後のメインテナンスまで含めて、口腔内全体を見ながら治療方針を考えることが大切です。
例えば、歯周病がある場合には、先にその状態を整えたうえで、矯正歯科医と相談しながら矯正治療を組み合わせることで、患者さんの状態に応じた治療計画を立てることができます。
普段から患者さんの口腔内を継続して診ている一般歯科医院だからこそ、矯正治療だけで完結させず、その前後の治療やメインテナンスまで含めて診療できることは、大きな強みの一つです。
オンラインを活用しながら、正しく安全に矯正治療を届けるために

一般歯科医院で矯正治療を取り入れるうえでは、単に診療メニューを増やすだけでなく、どのように矯正歯科医と連携し、継続して治療を提供できる体制をつくるかまで検討しておくことが重要です。
浅見先生の医院では、これまで培ってきた歯周病治療やインプラント治療などの診療を大切にしながら、「SMILE ACCESS」を活用して矯正治療を導入。オンラインで専門家と連携し、症例を重ねながら、院内で矯正治療を提供できる体制を整えてきました。
このように、一般歯科としての強みを活かしながら、新たに矯正治療を取り入れたい医院を支えるのが「SMILE ACCESS矯正プロパートナーズ」です。
「SMILE ACCESS矯正プロパートナーズ」では、一般歯科医院の先生方が矯正治療に取り組むためのパートナーとして、適応症の確認から診断・治療計画、治療中のモニタリング、日々の診療サポートまで、矯正歯科医を含む専門チームが伴走します。
さらに、KJ ORTHOとの連携により、オンラインでのサポートに加えて、必要に応じて矯正歯科医による対面診療を組み合わせることも可能です。
自院でも矯正治療を導入できるのか、どのような症例から始められるのか、現在の診療体制に合った導入方法を知りたいという先生は、「SMILE ACCESS矯正プロパートナーズ」までお気軽にお問い合わせください。
SMILE ACCESS 矯正プロパートナーズについて
ご不明な点やご質問などお気軽にお問い合わせください。






